デロンギ マグニフィカS(ECAM23120WN)を使い始めて約8年。
毎日のように使っているので、操作にはすっかり慣れています。
ところが最近、買い替えを考えて現在販売されているデロンギと比較しているうちに、ふと気づきました。
「そういえば、この[少]と[多]って、正確には何が違うんだろう?」
恥ずかしながら、8年使っていて初めて取扱説明書をちゃんと確認しました(笑)。
結論からいうと、使い方は間違っていませんでした。
ただ、[少][多]は「濃い・薄い」を直接選ぶボタンではなく、基本的にはコーヒーの抽出量を選ぶボタン。
さらに調べてみると、豆量や挽き目もそれぞれ別に調整できることがわかりました。
この記事では、ECAM23120WNの[少][多]の違いと抽出量、約8年間使っているわが家の実際の使い分けを紹介します。
デロンギ マグニフィカSの[少][多]の違いは?
ECAM23120WNには、普段のコーヒーを淹れるボタンが4つあります。
- 1杯[少]
- 2杯[少]
- 1杯[多]
- 2杯[多]

わが家では8年間、何となく「少は少なめで濃い感じ、多はたっぷり飲みたいとき」という感覚で使ってきました。
取扱説明書を確認してみると、[少][多]の基本的な違いは抽出するコーヒーの量でした。
初期設定は次のようになっています。
| ボタン | 初期設定の抽出量 |
|---|---|
| 1杯[少] | 約40mL |
| 2杯[少] | 約80mL |
| 1杯[多] | 約120mL |
| 2杯[多] | 約240mL |
ECAM23120WNでは、1杯[少]なら約40mL、1杯[多]なら約120mL。
つまり同じ「1杯」でも、初期設定では約3倍の違いがあります。
[少]は濃くて[多]は薄い、でも間違いではなかった
では、[少]を「濃い」、[多]を「薄い」と思っていたのは間違いだったのでしょうか。
これも完全な間違いではありませんでした。
取扱説明書では、豆量が同じ場合、抽出量が少ないほど濃く、多いほど薄くなると説明されています。
つまり、
[少]=濃さを設定するボタン
というわけではありません。
あくまで抽出量を選ぶボタンですが、同じ量の豆に対して抽出量が少なければ、結果として濃く感じるということ。
8年目にして、ようやくちゃんと言葉で説明できるようになりました(笑)。
コーヒーの濃さを変えるのは中央の豆量調整ノブ
では、コーヒーの濃さはどこで調整するのでしょうか。
それが操作パネル中央にある、MIN〜MAXと書かれた豆量調整ノブです。

このノブを回すことで、1回の抽出に使うコーヒー豆の量を調整できます。
ECAM23120WNの場合、1杯なら約6〜10g、2杯なら約10〜14gが目安。豆量を多くすると濃く、少なくすると薄くなります。
そして、わが家の写真を見ていただくとわかる通り……
ほぼMAXです(笑)。
いつからこうなったのかも覚えていませんが、わが家ではこの設定がすっかり定番になっています。
つまり普段は豆量をほぼMAXに固定したまま、[少][多]のボタンで抽出量を使い分けていたことになります。
わが家の[少][多]の使い分け
8年間の使い方を振り返ってみると、わが家では家族それぞれ自然に[少][多]を使い分けていました。
娘のアイスコーヒーは1杯[少]
娘がアイスコーヒーを持っていくときは、1杯[少]を使います。
氷を入れるので、たっぷり抽出するよりも[少]で淹れるのがいつの間にか定番になりました。
豆量はほぼMAXのままです。
次男のカフェオレは2杯[少]+冷たい牛乳
次男がカフェオレを作るときは、2杯[少]。
そこへ冷たい牛乳を足しています。
初期設定のままなら2杯[少]は約80mL。
そこへ牛乳を加えるので、結果的にカフェオレにちょうどいい使い方をしていたようです。
これも取扱説明書を読んで考えてやっていたわけではありません。
飲んでみて、このボタンがちょうどよかっただけ(笑)。
一番よく使うのは1杯[多]
わが家で圧倒的によく使うのは1杯[多]です。
初期設定では約120mL。
普段コーヒーを飲むときは、ほとんどこのボタンを押しています。
逆に2杯[多]はほぼ使いません。
こうして振り返ってみると、わが家にとって[少][多]の4つのボタンは、思っていた以上に使いやすかったようです。
[少][多]の抽出量は自分好みに変更できる
さらに今回初めて知ったのですが(笑)、ECAM23120WNは[少][多]の抽出量を自分好みに登録できます。
登録したいボタンを点滅するまで長押しし、コーヒーが好みの量になったところでもう一度同じボタンを押すと、その量が登録されます。
約8年間、初期設定のままで困っていなかったので、わが家では一度も使ったことがありませんでした。
「もう少しだけ多くしたい」「いつものカップにぴったりの量にしたい」という場合には便利そうです。
挽き目調整ダイヤルも8年間ほぼ触っていなかった
そして今回、もうひとつ改めて知ったのが挽き目調整ダイヤル。
豆ホッパーの中にある、1〜7まで数字が書かれたダイヤルです。

わが家は現在、ほぼ中央の「4」。
自分で動かした記憶はないのですが、写真を撮って確認してみたら「4」になっていました(笑)。
取扱説明書では、通常は購入時の設定「5」のままで使用するとされています。わが家では約8年間、挽き目を意識して調整したことはありませんでした。
抽出が遅すぎる場合は粗くする方向へ、抽出が速すぎてクレマが少ない場合などは細かくする方向へ、グラインダーが作動している間に1目盛ずつ調整します。変更後は2杯以上抽出してから変化を確認します。
今回これを知って、
「ちょっと挽き目を変えて、クレマの違いを試してみたい!」
と思ってしまいました(笑)。
8年使っていても、まだ試していない機能がありました。
※挽き目調整ダイヤルは、グラインダー停止中に無理に回さず、取扱説明書に従って調整してください。
8年使って初めて[少][多]の便利さに気づいた
今回、ECAM23120WNからの買い替え候補を調べたことがきっかけで、今まで何となく使っていた機能を改めて確認しました。
そこで気づいたのが、
「私、この[少][多]のボタンが好きだったんだ」
ということ(笑)。
豆量はほぼMAXに固定。
娘のアイスコーヒーなら1杯[少]。
次男のカフェオレなら2杯[少]+冷たい牛乳。
普段飲むなら1杯[多]。
難しい設定を毎回変えなくても、飲み方に合わせてボタンを押し分けるだけで済んでいました。
当たり前すぎて、8年間その便利さを意識したことがありませんでした。
ところが現在販売されているモデルを調べてみると、同じように[少][多]の4ボタンが並んでいるわけではありません。
ECAM23120WNから買い替えるならどれが使いやすいのか、ECAM22112B/WとECAM22020B/Wを実際の使い方から比較した記事もまとめています。
→ ECAM23120WNの後継機は?ECAM22020・ECAM22112の違いを比較
まとめ|[少][多]は抽出量、濃さは豆量でも変わる
デロンギ マグニフィカS(ECAM23120WN)の[少][多]について、8年目にして改めて取扱説明書を読んでみました。
簡単に整理すると、
- [少][多]は基本的に抽出量を選ぶ
- 初期設定は1杯[少]約40mL、1杯[多]約120mL
- 同じ豆量なら、抽出量が少ないほど濃く、多いほど薄くなる
- 豆量調整ノブでも濃さを調整できる
- [少][多]の抽出量は自分好みに登録できる
- 挽き目も調整でき、取扱説明書では購入時の設定は「5」
ということでした。
正直、約8年も使っているのに知らなかったことがいくつもありました(笑)。
でも振り返ってみれば、わが家では家族それぞれの飲み方に合わせて[少][多]をちゃんと使い分けていました。
仕組みはよくわかっていなかったけれど、使い方は間違っていなかった。
今回調べてみて、それが一番の発見だったかもしれません。


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