わが家では、2018年からデロンギの全自動コーヒーマシン「マグニフィカS ECAM23120WN」を使っています。
気づけば約8年。
毎日のように使っているので、もう「コーヒーメーカー」というより、キッチンにあって当たり前の存在になっています。
そんなある日、夫とこんな話になりました。
「これ、壊れたらどうする?」
そうなんです。
わが家にはコーヒー豆が常にストックされています。
でも、豆があってもデロンギが壊れたらコーヒーが飲めない(笑)。
ちょうど私も「ECAM23120WNが壊れたら、次は何を買えばいいんだろう?」と調べ始めていたところでした。
そこで候補になったのが、
- マグニフィカS「ECAM22112B/W」
- マグニフィカ スタート「ECAM22020B/W」
の2機種です。
最初は、
「今の機種と同じくらい普通にコーヒーが飲めればいいし、安い方でいいんじゃない?」
と思っていました。
ところが、8年間の自分の使い方を振り返ってみたら、意外なところが買い替えのネックになりました。
この記事では、ECAM23120WNを約8年使っているわが家が、実際によく使う機能・ほとんど使わなかった機能をもとに、ECAM22112B/WとECAM22020B/Wを比較します。
※わが家のECAM23120WNは2026年現在も使用中です。まだ買い替えていないため、ECAM22112・ECAM22020については公式情報をもとに比較しています。
ECAM23120WNの後継機はECAM22020B/W?
ECAM23120シリーズは長く販売されてきたマグニフィカSのモデルです。
わが家で使っているホワイトの「ECAM23120WN」は2016年発売。購入したのは2018年でした。
現在、買い替え候補として気になっているのが、2023年11月15日に発売された「マグニフィカ スタート ECAM22020B/W」です。
デロンギ公式では、ECAM22020B/Wを全自動コーヒーマシンの「エントリーモデル」として発表しています。
ただし、調べた限りでは「ECAM23120WNの正式な後継機」とデロンギが明記しているわけではありません。
ECAM23120WNから買い替えるなら、現在はどの機種が近いのか。
そう考えて候補にしたのが、ECAM22020B/WとECAM22112B/Wでした。
まずECAM22020B/Wを見てみると、エスプレッソ・スペシャルティ・カフェ・ジャポーネの3つのコーヒーメニューを搭載しています。
「これなら買い替え候補になりそう」
と思ったのですが……。
問題は、価格です。
8年前にECAM23120WNを購入したときは、わが家では62,000円ほどでした。
今のデロンギを調べてみると、やっぱりそれなりのお値段。
そこで気になったのが、同じマグニフィカSシリーズの「ECAM22112B/W」でした。
「もしかして、わが家にはこっちで十分なのでは?」
ここから、本気の買い替え比較が始まりました(笑)。
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まずはECAM23120WNを8年間どう使ってきたか振り返ってみた
新しい機種の機能を比較する前に、
「そもそも私は、今のデロンギの何を使っているんだろう?」
と考えてみました。
これが意外と大事でした。
高機能なコーヒーマシンを買っても、全部の機能を使うとは限らないんですよね。
8年間使った結果がこちらです。
一番使っているのは「1杯[多]」
圧倒的に使うのが、
1杯[多]
です。
普段コーヒーを飲むときは、ほぼこれ。
ボタンをポンと押せば、いつもの量のコーヒーが出てきます。
8年間続けてきたので、もはや何も考えずに押しています。
アイスコーヒーには「1杯[少]」
もうひとつ意外と使っているのが、
1杯[少]
です。
特にアイスコーヒーを作るとき。
わが家では娘がアイスコーヒーを水筒に入れて持っていくことがあり、そのときにも使っています。
つまり私にとって、
普段のコーヒー → 1杯[多]
アイスコーヒー → 1杯[少]
という使い分けが、いつの間にか当たり前になっていました。
2杯[少]は、息子の水筒用などにたまに使います。
一方、2杯[多]はほとんど使っていません。
豆量はMAX、挽き目はずっと真ん中(笑)
ECAM23120WNは豆量や挽き具合も調整できます。
……が。
わが家では、
豆量はほぼMAX。
そして、
挽き目は真ん中。
8年間、ほとんど動かしていません(笑)。
細かく調整できるのは便利な機能ですが、わが家の場合は一度好みが決まったら、そのままでした。
カフェ・ジャポーネは夫がよく使っていた
カフェ・ジャポーネは、以前は夫がよく使っていました。
最近は以前ほど使わなくなりましたが、わが家ではまったく使わない機能ではありません。
カフェ・ジャポーネは、通常のコーヒーを単純に多く抽出するものではなく、給湯と蒸らしを繰り返す「間欠抽出」を使うメニューです。現行機種でもこの抽出方法が採用されています。
ミルクフロッサーは最初だけよく使った
購入したばかりのころは、ミルクを泡立てたり、スチームミルクを作ったりしていました。
でも最近は、ほぼ使いません。
理由は簡単。
取り付けて、使って、洗うのが面倒だから(笑)。
ここは完全にわが家の場合ですが、次の機種を選ぶときも「ミルクメニューがたくさんあるか」は、それほど重要ではなさそうです。
8年使って初めて知った機能もありました
今回、買い替え候補を調べるためにECAM23120WNの取扱説明書を改めて確認しました。
そこで、
「えっ、こんな設定あったの?」
となったものも。
抽出温度の設定。
節電設定。
水硬度設定。
……8年使っていて、今回初めて知りました(笑)。
ちなみに水硬度設定は、水の硬度に合わせて機器を設定することで、適切なタイミングで石灰除去のお手入れを知らせるためのものです。
石灰除去のお知らせ自体は何度も経験しています。
でも、その裏にこんな設定があったとは。
8年間使ってみて思うのは、機能が多いことより、自分が毎日使う機能が使いやすいことの方が大事なのかもしれないということでした。
ECAM23120WN・ECAM22112・ECAM22020のボタンを比べてみた
ボタンの比較画像を作成してみました。

比べてみると、ECAM22112は[少][多]の別ボタンがなく、ECAM22020は3つのコーヒーメニューをワンタッチで選べるのが大きな違いでした。
ECAM23120WNでは、
1杯[多]
2杯[少]
2杯[多]
をそれぞれボタンで選べます。
一方、ECAM22112B/Wは、
コーヒー2杯
カフェ・ジャポーネ1杯
カフェ・ジャポーネ2杯
という構成です。
そしてECAM22020B/Wは、
スペシャルティ
カフェ・ジャポーネ
という3種類のコーヒーメニューを選ぶ方式です。エスプレッソのみ2杯抽出にも対応しています。
似たように見える3機種ですが、毎日押すボタンの考え方が結構違います。
ECAM22112B/Wなら価格を抑えて買い替えられそう。でも…
最初にECAM22112B/Wを調べたとき、
「これで十分なんじゃない?」
と思いました。
全自動なので、豆を入れてボタンを押せば、挽くところから抽出までおまかせ。
カフェ・ジャポーネもあります。
しかも1杯だけでなく、2杯用のカフェ・ジャポーネボタンまであります。デロンギ公式FAQでも、ECAM22112には「カフェ・ジャポーネ1杯抽出」「カフェ・ジャポーネ2杯抽出」のボタンがあることが確認できます。
ところが操作パネルをよく見ていて、気づきました。
あれ?「1杯[少]」と「1杯[多]」がない。
ここが、わが家が迷っているポイントです。
ECAM22112もコーヒーの量は変更できる
「じゃあECAM22112は、好きな量を淹れられないの?」
というと、そうではありません。
通常のコーヒーは好みの抽出量を登録できます。
公式FAQによると、1杯ボタンは約20~180mL、2杯ボタンは約40~360mLの範囲で定量設定できます。初期設定はそれぞれ約30mL、約60mLです。なお、カフェ・ジャポーネの抽出量は変更できません。
なので、
「好きな量に設定できるか?」
だけなら問題ありません。
でも、私が欲しかったのはそこではありませんでした。
私が便利だと思っていたのは「量を変えられること」ではなかった
8年間の使い方を振り返って、ようやく気づきました。
私にとって便利だったのは、
コーヒーの量を変更できることではなく、「少」と「多」をボタンひとつで使い分けられること。
だったんです。
普段なら[多]をポン。
アイスコーヒーなら[少]をポン。
これで終わり。
ECAM22112では、1杯ボタンに好みの量を登録することはできますが、[少]用と[多]用の2種類を別々の通常コーヒーボタンとして持っておく構成ではありません。
面倒くさがりで、せっかちな私。
そのたびに設定を変えるのは……たぶんやらない(笑)。
ここが、スペック表を眺めているだけでは気づかなかった違いでした。
ECAM22020B/Wなら今の使い方に近づけられる?
そこで改めて気になってきたのが、マグニフィカ スタート ECAM22020B/Wです。
ECAM22020には、
エスプレッソ
スペシャルティ
カフェ・ジャポーネ
の3種類のコーヒーメニューがあります。
しかも、それぞれメニューアイコンを押して抽出する方式です。
メニューごとに好みの抽出量を設定できる
ECAM22020では、メニューごとに好みの抽出量を設定できます。
なお、2杯抽出に対応しているのはエスプレッソです。
これを見て、
「もしかして、今の使い方に近づけられる?」
と思いました。
たとえば、
少なめで濃く飲みたいとき → エスプレッソ
普段飲むコーヒー → スペシャルティ
夫が飲みたいとき → カフェ・ジャポーネ
というように、メニューを使い分けることはできそうです。
ただし[少][多]がそのまま置き換わるわけではない
ここは注意したいところです。
ECAM23120WNの[少]と[多]は、私にとっては「いつものコーヒーを量で使い分ける」感覚でした。
一方、ECAM22020のエスプレッソ・スペシャルティ・カフェ・ジャポーネは、単に量が違うだけではありません。
公式では、カフェ・ジャポーネは給湯と蒸らしを繰り返す間欠抽出。スペシャルティもエスプレッソとは別メニューとして設定されています。
つまり、
という話ではありません。
ここは実際に買い替えて飲んでみないと、わが家の好みに合うか分からない部分でもあります。
3機種を「わが家が使う機能」で比べるとこうなった
細かいスペックを全部比べると分からなくなるので、わが家が実際に気になるところだけに絞ってみました。
| 比較ポイント | ECAM23120WN | ECAM22112B/W | ECAM22020B/W |
|---|---|---|---|
| 普段のコーヒー | [少][多]を選択 | コーヒー1杯・2杯 | 3つのコーヒーメニュー |
| 1杯を少・多でワンタッチ使い分け | ○ | × | メニューを分けて使う |
| カフェ・ジャポーネ | ○ | ○(1杯・2杯) | ○ |
| 2杯抽出 | ○ | ○ | エスプレッソのみ |
| 抽出量の設定 | ○ | ○ ※通常コーヒー | ○ |
| ミルクの泡立て | ○ | ○ | ○ |
| わが家が気になるところ | 今の使い方そのもの | [少][多]の別ボタンがない | 価格が高め |
※機種・メニューによって設定できる抽出量や条件が異なります。ECAM22112B/Wのカフェ・ジャポーネは抽出量を変更できません。ECAM22020では2杯抽出の定量設定はできません。
こうして比べてみると、私が求めているのは「たくさん機能がある機種」ではありませんでした。
いつものコーヒーを、考えずにポンと押して飲めること。
毎日使うものだからこそ、ここが意外と大きいです。
ECAM22112とECAM22020、わが家ならどちらを選ぶ?
ここまで調べた今も、実はまだ決まっていません(笑)。
ECAM22112B/Wには、
という魅力があります。
わが家ではミルクフロッサーもほとんど使わなくなりましたし、細かな設定もほぼ触りません。
そう考えると、
「ECAM22112で十分じゃない?」
と思います。
ところが毎日使っている[少][多]のワンタッチ切り替えを考えると、そこだけ引っかかる。
一方のECAM22020B/Wは、3種類のコーヒーメニューをワンタッチで選べ、メニューごとに抽出量も設定できます。
操作性はこちらの方が、今のわが家には合うかもしれません。
でも――
でも、ECAM22020はやっぱり高い(笑)。
毎日使うものだから操作のラクさを取るのか。
ECAM22112で価格を抑えるのか。
ここは夫と要相談です。
ECAM23120WNから買い替えるなら「いつも押しているボタン」を確認してみて
今回買い替え候補を調べていて、一番意外だったのがここでした。
スペック表を見ると、
「抽出量を設定できる」
「カフェ・ジャポーネがある」
「ミルクを泡立てられる」
など、似ているところがたくさんあります。
でも、8年間使っている私にとって大事だったのは、もっと地味なところでした。
朝、何も考えずにいつものボタンを押せること。
ECAM23120WNから買い替えを考えている方は、新しい機種のスペックを見る前に、一度今のマシンを見て、
「私は普段、どのボタンを押している?」
を確認してみるといいかもしれません。
[少]と[多]を使い分けているのか。
2杯抽出を使うのか。
カフェ・ジャポーネをよく飲むのか。
ミルクフロッサーを使うのか。
そこが分かると、自分に必要な機種がかなり見えやすくなります。
わが家の場合は、8年間使ってきて初めて、
「私、[少]と[多]の2つのボタンが好きだったんだ」
と気づきました(笑)。
ECAM23120WNは今も元気に動いています。
だからこそ、壊れて慌てる前に次の候補を決めておきたいところ。
ECAM22112にするのか、ECAM22020にするのか。
わが家の買い替え会議は、もう少し続きそうです。


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