うちには3人の子どもがいます。
3人とも受験を経験しましたが、振り返ってみると「塾が合うか、家庭教師が合うか」は、本当にその子次第だったなと思います。
塾から逃げ出したがった長男
長男が通っていた塾は、近所の紹介がないと入塾できないような、ちょっと独特なシステムのところでした。定期テスト前には長時間の勉強会があって、拘束される時間も長い。長男はそれがどうにも苦手だったようです。
何度か、その勉強会から脱出しようとしていたのを覚えています。こっそり抜け出そうとしたところを同級生に見つかって、また塾に連れ戻される……ということが、しばしばありました。
そのときに気づいたんです。この子は「勉強しなさい」と強制される環境そのものが苦手なんだな、と。
とはいえ、放っておいて自分からコツコツ勉強できるタイプでもない。それで、塾をやめて家庭教師をお願いすることにしました。
先生との相性もあったと思いますが、受験期の3年生のときに出会った先生(当時医学部生でした)がとても良い出会いで。教え方も上手で、長男も集中して授業を受けられるようになり、宿題もきちんとこなすように。結果、無事に公立高校に合格することができました。
自分のペースで勉強したかった長女
長女はもともと、勉強が苦手な方ではありませんでした。中学2年生のとき、本人が「数学だけ塾に行きたい」と言い出して、数学だけ個別指導塾に通うことに。他の教科は夏期講習などのタイミングで利用する程度でした。
あとから聞いた話ですが、大勢の中で質問するのが苦手だったようです。自分のペースで進めたい、というのが長女なりのスタイルだったのかもしれません。こちらも無事、公立高校に合格しました。
慣れすぎていたのかもしれない次男
次男は、長男が通っていたのと同じ近所の学習塾に、小学生の頃からそのまま通っていました。幼い頃から通っているぶん、性格も勉強の苦手なところも分かってもらえているだろう、という安心感があって、そのままお願いし続けていました。
ただ、結果としては公立高校には届かず、私立高校への進学に。今振り返ると、慣れすぎていて緊張感が薄れていたのか、それとも受験情報の面でやや弱かったのか……そんな風にも思います。
3人育てて分かったこと
同じ家で育っても、合う環境は3人まったく違いました。
「強制される感じが苦手な子」「自分のペースを大事にしたい子」「慣れた環境に長くいた子」。
どれが正解というわけではなく、その子に合っているかどうかが一番大事なんだなと、今になって思います。
そして、選択肢をちゃんと知っているかどうかも、案外大事だったのかもしれません。
今なら、塾か家庭教師かで迷ったときに、一括で資料請求して比較できるような診断サービスもあるようです。
あの頃の自分に教えてあげたいな、と思うことがあります。




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